人生ぶらりんこ

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【旅行前に必見】インド旅行のすすめ!9つのポイント

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皆さんはじめまして、タカキリといいます。

私、仕事柄海外に行くことも多いのですが、そんな中見たこと、経験したことなど紹介していきたいと思います。

ではまず、インドのお話。
インドは私が初めて行った海外なのですが、それもあってか中々のカルチャーショックを受けた国としてよく覚えています。
インドに興味がある方、行くかどうか悩んでいる方は参考にしてみてください。

1.インドビザ申請

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パスポートと航空券があればどの国も行ける~?
そんなこと当時の無知な私は思っていたこともありました。
日本人は世界的信用もあるからか、比較的そういった国も多いのですが、
インドに入国するためには予めビザ申請が必要です。無いと入国審査時に跳ねられるでしょう。
しかしビザ申請自体はそんなに難しく有りません。
インド大使館・領事館のホームページにて公開されているブランクシートに自分の情報を書いていき、
写真、お金を添えて申請する、それだけです。
しかし、ここで注意しなければならないのは写真です。
インドビザの申請ではなぜかこの写真のフォームが非常に厳しくなっており、12もの決まりごとが有ります。
個人でデジカメやスマホで撮影し、プリントアウトするのも可能ですが、心配な方は写真屋さんで頼むのも手でしょう。
私もカメラノキタムラさんで撮ってもらいました。写真の不備で申請を落とされ、また最初からやり直しになるよりはまし
という判断ですね。
申請できたら後は待ちましょう。観光ビザなら一週間程度で取れると思いますが、
出発日にちから余裕を見た申請をするようにしましょう。

2.飛行機から降りたときの匂い

どこの国に行っても多少はその国の独特な香りを感じるということはあるのですが、
インドは他より郡を抜いてはっきりと匂いを感じました。
臭い、とまでは行かないのですが、不思議な香りです。
スパイス、体臭、香水?などが色々混ざってほのかに香るような感じです。
なんとも説明しづらく申し訳ないのですが、でも記憶に残る匂いです。
私自身初めてインドに行った3年後にまたインドに行く機会があったのですが、
飛行機から降りた瞬間に「あ、この匂いだ。帰ってきたな~」としみじみ思ったものです。
今後インドに行かれる方は飛行機から降りたときの香り、ちょっと意識してみてください。

3.食べ物はほんとにカレーばっかり!?

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インドは東西南北に広がる広大な国土を持っています。
寒い地域もあれば暖かい地域も有り、それゆえ食べ物の傾向も地域によって異なってきます。日本と同じですね。
なので一概にカレーばかり食べている、というよくある認識は完全に正しいわけでは有りません。
しかしやはり日本人が思うカレー的なものを良く食べているのも事実だと思います。
カレーというか「肉や野菜のスパイス煮込み」というべきと思っています。
非常に多種多様のカレーが存在するため、インドに行く方にはとにかく色々チャレンジしてみて欲しいと思います。
最近では日本でもインド料理店が増えているため、ある程度は体験できるのですが、
日本にあるインド料理店は日本人に人気のあるメニューばかり出しているため、
どこのお店も同じようなラインナップばかりになってしまっているように感じます。
バターチキンカレー、シーフードカレー、ほうれん草のカレー、などが良く有りますね。
実際にインドのお店に行くと、もっと色んなメニューが有ります。
個人的に気に入っていたのはマライムルグとカライムルグです。(うろ覚えで名前間違ってるかもしれません)
マライムルグの方は、生クリームなどを使用した甘いカレーでパンチの効いた料理が多い中、
安心しておいしく食べれたのを覚えています。カライムルグはその名の通り(たまたま)非常に辛いチキンカレーで
食べ続けると口が痛くなるぐらい辛かったです。今調べてみると北インドのカレーなんですね。
基本的に北インド方面の寒い地方の料理は辛いものが多いです。
今後行く予定の方は是非是非チャレンジを!

4.ナン?いいえ、チャパティです。

インドでの主食ってなんでしょう?と聞かれればすぐに思い浮かぶのはやっぱり「ナン」じゃないでしょうか。
実はこれは多くの日本人の勘違いで、インドで主食といえるものは「チャパティ」が該当します。
ナンとチャパティ、細かく分けると結構違うのですが、大まかに分けると
・ナン:小麦粉の生地を発酵させ、タンドールという釜で焼き上げたパン
チャパティ:全粒粉の生地を薄く延ばしてフライパンで焼いたパン
です。
ナンはタンドールという専用の釜を使うため一般家庭ではなかなか作れないため、日本と同様お店で買うのが一般的です。
チャパティはもちろんインドの一般的な料理屋さんでも出てきます。
私が行ったお店ではチャパティーは食べ放題で、もうお腹一杯なのに店員さんがひたすら「チャパティチャパティ?」と
笑いながらお代わりを要るか聞いてきたのが面白く印象に残っています。

5.トイレの仕組み

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さて、おいしいご飯も食べて、ホテルに戻るとトイレに行きたくなりますね。
ここであることに気付きます。なんと!トイレットペーパーが無いんです。。。
インドに限ったことではないのですが、国によっては紙が無く、代わりに勢い良く水が噴出すジェットシャワーが設置されています。
アナログなウォッシュレットといった感じです。これが使い慣れないと中々厳しくて
水圧が強いから痛いし、結局塗れるから紙で拭きたくなるしで中々日本人には慣れないものになっています。
外国人向けの高級なホテルにはトイレットペーパーが設置されていることもありますが、
インドへの旅行ではトイレットペーパー持参が必須だと思っています。

6.交通事情

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インドは世界の中でも有数のバイク社会の国で、走っているバイクの数が非常に多いです。
車を買えない家庭も多く、小型のバイク一台を4~5人乗りしている風景など毎日のように見られます。
また、実際に行って見て驚くのは、車線の無秩序さです。日本にいると、区切られている車線を通るのが当然で、
特に言わなくてもみんな車線毎に並んで車を走らせていますが、インドでは「道幅に入る車の数が車線数」となっています。
これはどういうことかというと、その道幅に入れるスペースがあれば容赦なく車やバイクがどんどん進入してくるわけで、
交差点なんかでは身動きの取れない地獄のような光景になります。
さらに、自分の存在を前車に知らせるためにも車を後ろにつけたらとりあえずクラクションを鳴らすため、
ラッシュ時の道路は騒音状態となります。そらもうめちゃくちゃ煩いです。
インドの道路に一日いると、日本で一年生活するよりも多くのクラクションが聞けることでしょう。
そんな道路なため、事故も非常に多いです。2~3日いたら一度は中々のレベルの交通事故に遭遇できるのではないでしょうか。
はっきり言いますが、日本人は絶対に運転しない方がいいです。慣れた現地ドライバーに任せましょう、シートベルトをつけて。


7.言語の多様性

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日本の公用語は日本語です。アメリカは英語ですが、メキシコに近いところではスペイン語しか話せない人もいます。
ではインドはどうかというと、非常に複雑に言語や文化が入り乱れた社会となっています。
インドの公用語ヒンドゥー語で、準公用語は英語となっており、また22の指定言語がインド憲法で定められています。
しかしこれはあくまで公的に定められているものだけで、さらに2000以上の方言(言語)が存在します。
そのため、インドの町で英語でものを尋ねても、返答が得られる確立は実はそんなに高くなかったりします。
私の経験で、5人中2人程でしょうか。
旅行程度では問題ないと思いますが、英語だけでは通用しない場合もある、ということは覚えておいてください。


8.停電は日常茶飯事。全く気にしません

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インドは電力供給がまだ不安定なところが多く、大きな都市でも突然に停電することが頻繁に有ります。
私がいたグルガオンというデリーから南にそう遠くない都市では、
2時間に1~2回は停電が発生していました。
街中の大きなショッピングモール内で突然全ての電気が消える瞬間は、慣れてない旅行者には中々の衝撃です。
何か事件があったのかと慌てる旅行者(私)を傍目に、全く意に介していない現地人。
ああ、これはいつものことなのね、と気付くのに数秒を要しました。
インドのこれからの発展の中で解消していく問題かもしれませんが、覚えておくと私のように狼狽しなくて住みます(笑)。

9.牛さんが道路を闊歩!

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インドの公用語ヒンドゥー語と言いましたが、それはインドで最も信仰されている宗教がヒンドゥー教なのに由来します。
ヒンドゥー教では牛は神聖な生き物とされており、基本的にヒンドゥー教の方は牛肉は食べません。
インドにはマクドナルドもあるんですが、そのパティには牛肉ではなく、鶏肉主体のミンチで作られているほどです。
(マハラジャマックというビックマックの鶏ミンチバージョンが人気です)
そんな牛が神聖なインドでは道路や町を牛さんが自由に闊歩している風景が良く見られます。
ただでさえ渋滞の多い交通状況なのに、牛さんが道路を横切るため、さらにそれが悪化するなんてことも有ります。
インドに行った際には牛さんが街中にいないか探してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?海外旅行の醍醐味は日本とは違う世界、非日常を体験することだともいます。
その非日常性は日本から距離が遠い国ほど大きくなります。
皆さんの旅行先への興味にインドが少しでも加われば幸いです。